【大学院進学を考えている人向け】なりたい自分になるためには?

大学院生生活

2022年2月13日、NPO法人ROJE主催「第10回教育と仕事フェス~学生の学生による学生のためのtalk」に登壇しました!

「教育に関心のある学生のキャリア」をテーマに、登壇者の一人としてこれまでキャリアについてどのように考え、決定してきたのか共有したいと思います。

発表内容

発表内容はシンプルにスライドだけ!

自分がどのような点で進路を悩んだのか、結構さらけ出して発表するのは恥ずかしかった…(笑)

他のお二人の話もとても面白かったです。

その後のディスカッション・質疑応答

●大学院について

Q.いつごろ志望大学院を決めましたか。
A.学部2年生の終わりごろには決めていた。学部の先生におすすめしてもらって決めた。学部3年生の時に実際に岡山に行って確定した。

Q.大学院に向けてどのような勉強を、いつから行いましたか。
A.大学院の難易度は大学院によって違う。岡山大学は英語がないので比較的楽だった。人によるので自分の行きたい研究室に直接聞いてみるのが一番。

Q.院進には、学問を極めることやお金のことなど覚悟が必要だと思うのですが、決意するのにどのくらい悩みましたか?
A. 大学の先生の励ましもありあまり悩まなかった。お金については、 親が支援してくれた。

Q. 卒論が大学院の専攻と関りが薄くても大丈夫なのでしょうか。
A. 大丈夫。でも大変なので、できるだけ早く勉強を進めたほうがいい

Q.進学前の研究計画が、学部生、院生生活の中でやりたいテーマが変わっていくようなことはありましたか?
A.変わりました。学部生の時は「身の丈にあっていない」テーマを卒論のテーマに選んでしまっていたのですが、大学院では「身の丈に合った」「自分にぴったりな」テーマを見つけることができたので思い切ってテーマを変えました。

Q.「文系で大学院ね、ヘッ」と言われることが多いのですが、そう言われることはありますか?
A.なぜかない。何か言ってくる人もいますが、自分を支持してくれる人も多いので(実際大学院に行くと院生ばかりなので言われない)気にしなくて大丈夫。

Q.いつか博士課程への進学も考えているとおっしゃていましたが、だいたい いつくらいとかの計画はありますか・・・?また、博士課程に進学した教員の ロールモデルになる先生がいたら、ぜひ教えてください!
A. 家庭の状況によると考えている。30 代くらいに進学するのが理想。ロールモデルは広島大学の川口広美先生です。双子を育てながら大学教員をしているのはすごい。

●教員という進路について

Q. 公立の教員を選んだ理由は?
A.公教育に関わりたかったから。私立で先進的な授業をしても「私立だからできたんでしょ」と言われそうだと思ったから。あと公立は労働環境の面で不安はあったが、給料などは安定していると考えた。

Q.社会科で全分野の勉強はどのようにされましたか?
A.YouTube。センター試験の勉強をもっとすればよかった。 私立対策やりすぎるよりも基本的なことを固めるべき。

Q. 教員採用試験の対策は院に入ってからもできる?対策は?
A.本当に大変。社会、体育、養護教諭は特に。 先輩に問題集を教えてもらう、YouTube、オープンチャット、オンライン塾の 無料体験、など。 東京都は小論文と面接で点数を稼ぐことができた。

以下の記事も参考にしてください。

●社会科について

Q. 社会科の中での専門は?
A. 「社会科なので全部です」と言いたいところだが、公民。

Q.中高それぞれでどんな授業を展開したいですか?
A. 1つは今困っている生徒の力になれる授業。例えば貧困問題など。難しいのはルッキズムについて。扱いたいが公教育で扱うのは難しい。 2つ目は外部と積極的に連携する授業。3つ目は自分の意見の大切さを伝えられる授業。例えば政治家と意見交換をして「自分の意見は大事なんだな、政治に参加したいな」と思ってほしい。

Q.フェミニズムの方へ進むという選択肢は? なぜ教員?
A.社会科は男性目線で描かれているから女性の目線でも展開していきた い。女性の社会科教師も増やせていければいいな。

Q.今の日本の教育で変えたいことを一つ挙げるとしたら何ですか?
A.社会科において「理解」や「思考力」の育成で終わらずに「行動すれば社会もよくなって自分の人生もよくなるかもしれないと思える感覚」まで育成したい。

●その他

Q.様々な活動をされている中で大きな原動力となっているものはなんですか。
A.「自分が役に立てる」という感覚。 例えば、「生理用品の歴史」は自分が当事者意識を持っている問題で、自分にしかできないと思った。 チアリーディング部も人を元気にさせられると思って入部した。

Q. 人と関わる機会はどうやってつくる?
A. 調べて会いにいく。Twitterなどで情報収集をする。学部生には、一つ学生団体・NPOなどにに入ってみることをおすすめする。その団体をきっかけに様々な人とつながるチャンスが増える。

Q.多くのロールモデルに出会い刺激を受けた別木さんですが、別木さんは 人からどのような人に見られたいですか?
A.謙虚な人に見られたい(笑)

おわりに

私自身、進路を決定するときにいろんな人に相談したり、目標としたい人を決めたりしていました。

どなたかの参考になれば嬉しいです!

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