大学院に進学してよかったこと7選

大学院生生活

2年間の大学院(修士)生活を終えて、大学院に進学してよかったなあと思うことを簡単ですが、振り返って書きたいと思います。

・研究者や専門家というものへのあこがれがあった。
・社会科教育学をもっと深く勉強したいと思った。
・親が大学院進学に協力的だった。
という前提があり大学院進学を決めたことは留意点です。

あくまでも研究がしたかったので、教師としての資質向上を目指す教職大学院ではなく研究がメインの大学院に進学しました。進学先を岡山大学に決めたのは、学部の時の指導教員に「お前は岡山が合ってる」と言われたからというのと、ゼミの雰囲気が良かったからです。

①研究方法への理解が深まった

学部4年生で卒論を書いたときは全くどうやって論文を書いたらいいのかわからず、良くない方法で研究をしてしまっていたのですが、その失敗を乗り越えてどんな手順で調査してどのように論文を書けばよいのかわかってきました。それでもまだまだ未熟で勉強中ですが💧

②自分のやりたいテーマが見つかった

卒論の時も自分が関心のあるテーマを選んだのですが、テーマが難しく研究という行為にやりがいや楽しさを感じることができていませんでした。しかし、ジェンダー論を深く勉強し、またSNSの中で自分がフェミニストであることを公言するようになり、フェミニズム的視点からの研究を着想できるようになりました。
最初は「これ社会科教育研究になるかな?」「新しすぎるかな?学会で認められるかな?」といった心配があったのですが、研究を進めるうちに自分の研究に自信が持てるようになりました。

③教員になっても研究をし続けようと思えるようになった

研究方法がつかめるようになってきたこと、自分のやりたいテーマが見つかったことによって、私は研究が大好きになりました。そして、教員をしながら研究している先輩を見て、私も教員になっても研究をし続けようと思えるようになりました。これは学部で卒業してすぐ教員になったらそう思えていなかったと思います。

④いつか博士課程に進学したいと思えるようになった

そして、修士に進学する時点では全く考えていなかった進路「博士課程進学」が自分の中で見えるようになってきました。博士号なくても大学教授になれるくらいなので博士課程に進学するメリットはそんなにない(と思っている)のですが、博士はかっこいいな~と思っています。博士課程の先輩に多く出会えたこともきっかけとして大きいです。現時点ではそれがいつになるかわかりませんが、いつか博士論文にチャレンジしたいです。

⑤社会科教育学への理解が深まった

大学院では、社会科教育学の論文や本をた~くさん読むことができました。大学院進学前はゼミや学会で「私は何にも知らない😭私は何もできない😭」と自分を卑下していたのですが、社会科教育学の全体像や近年の研究動向がつかめるようになって、社会科教育学研究者としての自分に自信が持てるようになりました。(社会科教育学の知識が十分でなくても社会科教育学研究をしていいと思いますが・・・!)

⑥自分の中で教育そのものへの考えが深まった

なんのために学校で学ぶのか、生徒にどのようになってほしいのか、どんな授業をしたいのか、自分の中で教育への哲学が持てるようになりました。学部生の時もなんとなくは持っていましたがそれが明確に言語化できるようになったと思います。

⑦尊敬できる方々にたくさん出会えた

大学の先生方や先輩、同級生、後輩との出会いは私にとってとても大きな財産となったと思います。特に優秀な留学生にたくさん出会え、多くの刺激を受けました。また、勉強会や交流会のおかげで他の大学の先生や学生から学ぶ機会も多くありました。今後もこのつながりを大事にしたいです。

【参考】

Follow me!

コメント

タイトルとURLをコピーしました