littlecyclamen

主権者教育

【書評】みんなの「わがまま」入門

今日は富永京子さんの『みんなの「わがまま」入門」(左右社、2019年)を読んだ感想を紹介します! わがままを言いにくいのは、みんなが共通としてもっている文脈がないから 印象に残ったのは以下の文章です。 「たとえ苦しみを抱...
主権者教育

「社会的結束」を目指すカナダの多文化共生教育とは?

今日は坪田益美の論文を3本読み学んだこと、考えたことを簡単にまとめます。 ≪読んだ論文≫・坪田益美(2009)「多元社会カナダにおける社会的結束に取り組むシティズンシップ教育―アルバータ州社会科の「多様性の調整」に着目して―」日本社...
主権者教育

松岡亮二(2019)『教育格差』を読んで

Twitterライブで『教育格差』について話しました! Twitterライブの内容も踏まえて考えたことを簡単にまとめたいと思います。 教育格差の「格差」ってなに? 教育格差と聞くと、塾に行く機会、ミュージカル...
主権者教育

なぜ教育のねらいについて語ること「エイムトーク」が重要なのか?

教師はゲートキーパーである 日本には学習指導要領で何を教えるか決められているため、カリキュラムを大幅に変更することはできません。 かといって、教師は標準化されたカリキュラムを疑いなく伝達するだけの存在だというわけでもありません...
主権者教育

【書評】マックス・ウェーバー著『仕事としての学問 仕事としての政治』を読んで

マックス・ウェーバー著、野口雅弘訳(2018年)『仕事としての学問 仕事としての政治』(講談社学術文庫)を読んで学んだこと、考えたことをまとめます。 政治家の名誉とは マックス・ウェーバーは「リーダーシップをとる政治家の名誉...
主権者教育

主体性の育成に何が必要か?

新学習指導要領のキーワードの一つに「主体的で対話的で深い学び」というものがありますが、今回のテーマは「主体性を育てること」について。 なぜ「主体的な学び」が求められるようになったのか、一般的によく言われることをざっくり説明すると「こ...
主権者教育

超ざっくり日本における主権者教育の歴史

1.18歳に選挙権が引き下がるまでは「主権者教育」をしていなかったの? 2015年に選挙権年齢が18歳に引き下がったとき「主権者教育が必要だ!」ということが総務省や文科省、メディアから大きく宣伝されました。 同時に主権者教育に...
主権者教育

外国につながりのある子どもに必要な社会科教育とは?

近年、日本に住む外国につながりのある子どもの数が増えていることはご存じの方も多いでしょう。 現在、日本の22.7%%の学校に日本語支援が必要な子どもが在籍していますが(※1)、母語はフィリピノ語、中国語、ポルトガル語、スペイン語、と...
性教育

性教育を広げたい!ソウレッジアンバサダーになりました!

Sowledge(ソウレッジ)という法人をご存じでしょうか。 「性被害を受ける前に知識を得ること」「性のなやみを素直に聞ける環境をつくること」を目標に、性教育トイレットペーパーをつくったり、性教育についての発信を行ったりしています。...
主権者教育

大学の図書館で新たに購入する本を20冊選んでみた

先日、大学の図書館を約3万円分選べる「ブックハンティング」に応募したところ、見事選ばれたので20冊選びました! Twitterのフォロワーの方々や先輩におすすめの本を紹介していただいたり、尊敬している先生のブログでおすすめされている...